だらけきった京大理系院生の備忘録

写真、本を中心に感じたことを綴ります

飛行機写真の聖地、千里川土手に行ってきた。 ~伊丹空港~

飛行機写真の聖地

巨大な機体に数百人の人を乗せて空を駆け抜けていく飛行機。

あのフォルムで空を飛ぶ姿に、誰しも一度はカッコいいと感じたことがあるでしょう。

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こんばんは、ゆーです。

そんな男のロマンでもある飛行機の写真を、大阪にある伊丹空港にて撮ってきました。向かったのは滑走路のすぐ隣にある千里川土手。

 

ここにいくと飛行機が我々のすぐ真上をものすごい轟音と共に過ぎ去り、着陸していきます。日本でここまで近くを飛行機が通る場所はないそうで、飛行機マニアの中では聖地とされているそうです。

 

行き方

阪急宝塚線の曽根駅から徒歩約20分で着きます。

 

一つだけ注意しなければならないのが、徒歩のルートですがグーグルマップに従っていくと、千里川土手付近で閉門してある道を通るよう指示されて、たどり着くことができません。

 

ただし、そこから少し回り道すればすぐ辿り着けるのでそこまで心配する必要はありません。

到着直前に、通れないやんって場所が来るってことだけ覚えておけば大丈夫だと思います。

 

昼の千里川土手

私が千里川土手に到着したのは午後3時半。平日の昼でしたが既に十数人の方が来ていました。ものすごくデカいレンズと三脚を構えている方もちらほら。

本当に近くを飛行機が通り、予想以上の大きさに圧倒されました。

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青空をバックに撮ると飛行機がより映えます。

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様々な種類の飛行機が飛んでいますが、私には大きさの違いくらいしか分かりません。それでも、何度でも見ていられます。

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着陸する飛行機とは別に離陸する飛行機も同じ滑走路から飛び立ちます。

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日も落ちてきて、きれいな空が広がります。

 

夜の千里川土手

日も落ちてきて18時過ぎ(多分)になると滑走路のライトが点灯します。すると途端にロマンチックな景色へと変わります。

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夜になると見物客もかなり増えてきました。デートなどで来るのにも適した夜景だと思います。しかし同時に写真の難易度は一気に高くなります。

 

夜の飛行機は暗いため、シャッター時間を長くしないと写真に写らないのですが、着陸の飛行機はかなりの速度で動いているため、すぐにブレテしまいます。

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着陸の飛行機だけでも100枚以上は撮りましたが、ほぼ全部暗すぎるか、ブレブレのどちらかでした。。。

 

そこで着陸の飛行機は諦め、離陸の飛行機に絞ることに。

 

離陸の飛行機は滑走路に対してまっすぐ向いてから加速し始めるまでに数秒ほど止まるため、その瞬間を狙えば、シャッター時間を長くすることができます。

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これでもまだ飛行機が暗いですが、個人的には満足しています。私のもっている機材ではこれが限界なのではとも感じましたが、これからもっと練習していきます。

 

ちなみに夜になると地元?のおばちゃんが次はどんな飛行機が来るとか、いつごろ着陸ラッシュがあるなどの情報を皆に教えてくれ、とても助かりました。

午後9時前まで飛行機に最後の飛行機が到着しこの日は終わりました。

 

まとめ

やはり、飛行機はカッコいい!

飛行機の通る頻度は時間により多少のムラはありますが、だいたい5~10分に1機は通っていた気がします(多分)。

 

昼は明るいため、写真も撮りやすい。

手持ちでも問題なく撮影できます。

夜はとてもきれいだが、写真は難しい。

三脚(レリーズも)が必須と言えます。

 

夜が難しい理由に補足しておくと、それは風です。

千里川土手から着陸の飛行機を撮ろうとすると、飛行機は私たちの真上を通った後、滑走路へと入ります。その際に起こる風がちょうど撮影しようとするタイミングとかぶってしまいます。

それにより三脚がブレてしまうのです。

大型の飛行機ともなれば少し体がぐらついてしまうほどの風が発生するので、ご注意を。

 

千里川土手には結構な高さのフェンスがありますが、私の1.5mの三脚でもなんとか大丈夫でした。

 

あとは高感度対応のカメラや、レンズがあるともっときれいに撮れるのだろうと感じました。私は初心者向けのCANON kiss X7、3万円ちょいのレンズ、3000円の三脚で挑んだため、なかなか難しかったです。

 

ちなみにレンズは300mmまでのレンズを用いましたが、個人的には300mmあれば良いかなという感じでした。周りの方は見るからにすごいレンズを持っている方が大半でしたが。

 

とは言っても、カメラがなくても、飛行機の音、風、迫力を感じるだけで十分に楽しめるのでぜひ一度訪れてみてください。

 

社会人になりブログ再スタートしました。

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