だらけきった京大理系院生の備忘録

写真、本を中心に感じたことを綴ります

世界のエリートが学んできた、「自分で考える力」の授業 / 狩野みき

こんばんは、ゆーです。

今日は世界のエリートが学んできた、「自分で考える力」の授業 / 狩野みき について紹介します。 

 

就活に向けて、何かビジネス書を読もうと書店に立ち寄った際に、目次で「質問力をつけるエクササイズ」という項目を見つけ、興味を惹かれました。

 

ところで、あなたは「なんとなく」という言葉をよく使っていませんか?

 

私は口癖のように使っていました。理由を聞かれても「なんとなく」といってしまえば切り抜けてしまえる場合が多いものですから。

 

この本では「何となく」という考え方を捨てることが重要だと教えられました。

 

内容としてはクリティカルシンキングという考え方を軸に、欧米人と日本人の思考の比較をしながら、考え抜く力身に付けていくというものです。 

 

クリティカルシンキングとは?

おそらく就活生や社会人がよく耳にするのはロジカルシンキングだと思います。

 

クリティカルシンキングは直訳すると「批判的思考」。

しかしこれでは少し意味が異なってきます。正しくは物事の是非を慎重に判断する考え方のことを指します。

 

なんとなくで賛同したりしてしまわないこと。また賛同する前に一度反対の意見も考えてみること。これがクリティカルシンキングです。

 

そのためには当然、物事をロジカルに考える必要があります。

 

良い質問のポイント12か条

この本では質問力をつけるためのポイントが紹介されていました。

 

その中身は一見すると、当たり前のことを言っているように感じました。

しかし実際に自分が質問を求められた場を思い出してみると、当たり前のことすらできていなかったなと、実感しました。

 

なぜなら、「何となく分からない」と思い、何が分からないのか、なぜ分からないのかについて、考えることから逃げていたからです。

 

本当にこれらのポイントをしっかり押さえて質問できている人は少ないのではないかと感じました。

 

まとめ

他にもさまざまなシチュエーションにおいてクリティカルに物事を考える大切さが書き記されていました。

 

私が印象に残っているのはやはり、「なんとなく」考え方をやめること。

自分の行動や選択に対し常に、「なぜ?」という問いかけをすることで、この口癖を改善できてきていると思います。

 

つまり、いわゆるロジカルシンキングができていないと、クリティカルに考えることもできないだと感じました。

 

自分の考えを「伝える力」の授業

自分の考えを「伝える力」の授業