ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング / 赤羽雄二
こんばんは、ゆーです。
今日からは趣味の1つである読書を活かすべく読んだ本を不定期に紹介していきたいと思います。
最近文字を書いていますか?
スマホやパソコンが当たり前になった今、一昔前に比べると文字を書く機会は格段に減っていると思います。
今回は「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング / 赤羽雄二」を紹介します。
かなり簡単にまとめると、
A4用紙にタイトルと日付を書きそのテーマに関して思ったことをひたすら書いていきます。これをタイトル記入から1分の間で行います。
この作業を毎日10枚分続けると、頭がよくなるというもの。
実際にやってみると、初めは1分では全く時間が足りません。
理由としては以下のようなことが考えられます。
・シンプルに文字を書く機会が少ないせいで、書くスピードがかなり遅くなっていたこと。
・頭に思い描いていることを言語化する作業に慣れていない
しかし何度も繰り返すうちに少しずつ、1分で書ける量が増えていくのが実感できます。それは思考を言語化するスピードが速くなっている証拠であり、頭がよくなっていると言えます。
また考えを言語化出来るようになると、同時に頭の中が整理されていくのが分かります。
頭の中の整理という点では、何も書く量だけが全てではないと私は考えています。
例えば私の場合、何か頭の中がなんとなくもやもやしていて、あらゆることに集中できない時期がありました。そこで「自分はなぜもやもやしているのか?」というタイトルで1分考えたことがあります。
1分で考え出されたもやもやの原因は1つだけ。書いたものを改めてみてみると、このたった1つの理由のせいで、他のあらゆることにも支障をきたしていたのだと気付くことができました。
ここで分かったのは、なんとなく頭でわかっているのと、文字におこして読んでみるのと、では整理のされ方が全く違い、後者の方がよりすっきりするということです。
スマホやパソコンは便利ですが、そんな今だからこそ、文字を書く習慣を身に着けてみませんか?