だらけきった京大理系院生の備忘録

写真、本を中心に感じたことを綴ります

インターンシップに参加して気付いたグループワークで注意すべき3点

こんばんは、ゆーです。
写真ネタがないので、ひとまず写真はお預け。
 
先日、大学院一回生にして初めて、インターンシップに参加してきました。
参加した企業や内容などは、書くことはできませんが、そのときに感じたGWにおいて注意すべき点をまとめておこうと思います。
 
 
私もまだGDやGWは数えるほどしかしたことがありませんが、経験の少ないなりに感じたことを述べようと思います。
選考などでよく行われるのはグループディスカッションですが、これに関しては未だに何が正解か全くわかりません。ネットでも様々な憶測が飛び交っていますが謎だらけ。私もインターンの選考で、手応えあったのになぜか落ちたり、ダメだと思ったものが通っていたり。。。
 
そのため今回は人事の方に評価されるかは別として、グループワークを行う際に、個人的に注意したほうが良いなと思った3点を述べます。
 
  • 当たり前は人それぞれ

  • 議論が進んできたときこそ、客観的に

  • 本当にこれでよい? 

 こうして見ると、どれも当たり前のことなのですが、いざグループワークをしてみるとなかなか忘れがちなものなのです。詳しく説明していきます。

 

当たり前は人それぞれ

 

インターンなどでGWを行う際はお互いの事をほとんど知らない相手と議論を進めなくてはなりません。そのような際には、当たり前の事でも逐一確認すべきです。

 

なぜなら自分にとっては当たり前だからわざわざ言う必要はないと思ったことでも、相手にとっては当たり前ではない可能性があるということをしっかりと認識しておくべきです。

 

お互いの価値観、考え方、背景を知らない相手と議論するのは相当大変です。だからといって、GW前に長々と自分の経験について述べてる時間もない。

それならば、議論を進めながら、確認を繰り返し少しずつお互いを知っていくまでです。

 

私のインターンの経験では当たり前の確認を疎かにしたため、GWの初めに行う前提条件の設定にずれが生じていました。前提を何となくで合わせて、議論を進めてしまったせいで、かなり時間が経ってから、お互いの想定している場面が違うことに気付きました。

 

このようなミスで時間を無駄にしないためにも、相手は自分とは違うということを頭に入れておきましょう。

 

 

議論が進んできたときこそ、客観的に

 

ある程度議論が進んでくると、どんどん先に進んでいくと思います。このようなときにこそ、客観的に自分たちの議論を見て、話がそれていないかをチェックする必要があります。

 

私のインターンでの失敗談を説明します。

グループワークでまず大きな目標があり、その目標を達成するための目標がいくつか与えられていました。私のグループは目標のための目標にばかり目がいってしまい、最終的な目標から少しそれた部分に行きついてしまっていました。

 

グループの中で誰か1人でも、「そもそもの目標って~だよね」と確認する一言があればすぐに気付いて修正できたはずです。

些細なことですが、皆が議論にのめり込んで視野が狭くなっているときにこのような役割を担うことができるのは、評価に値すると思います。

 

 

本当にこれでよい?

 

これは広い視野をもって取り組むことと、周りに同調するだけになっていないかということです。

 

あるGWの結果あるアイディアに行き着いたとします。そのときに、なぜこのアイディアなのか、このアイディアでなければならないのかということをきちんと説明できなければなりません。

このときに他の案と比較した結果、このアイディアを選んだと言うと説得力がでます。

 

そのためには議論の節々で「本当にこれが一番だろうか」「他にもっと良いアイディアはないかと」自分自身に問いかけてみる必要があります。

 

GWなどで他の人が良いアイディアを出すと、みんなが「いいね、いいね」と言い合って、大して他の案は吟味せずに次に進んでしまう光景も頻繁に見ました。

そのため、私はみんなが揃って「いいね、いいね」と言い合っているときほど、この疑問符を頭に浮かべることを心掛けました。

 

またグループのリーダー的な役割をしている人の意見は当然説得力があるため、その人の発言は特に注意深く聞き、自分なりにも吟味した上で納得するようにしました。

 

GWなどは時間が決まっているはずなので、時間との兼ね合いは当然必要ですが、頭の中で一瞬「本当にこれでよいのか?」と考えるだけでも、かなり議論の質は向上するはずです。

 

まとめ

今回は私自身がインターンに参加して行ったグループワークを基に考えたことを述べました。これは就活のグループディスカッションでの選考でも大いに関係してくると思います。

 

よくネットで見かける、リーダーの役割をした方がよいのか、相手の意見を簡単な言葉でまとめる、などの事柄も頭に入れておく必要はあると思います。

 

しかし、グループワークというグループのことを考えた際には今回述べたような事柄も重要になってくると思います。

 

今回述べたのは、疑いの目をもつような内容がありましたが、これはいわゆる「クラッシャー」のように何でもかんでも否定するようなものとは違います。

疑いの目は自分の心の中にしっかりと持ち、実際の議論では相手を傷つけないように配慮しつつ、コミュニケーションをとることが大事になってきます。

 

まだまだこれから夏期インターンという方もたくさんいるでしょう。

そのような方の参考になればと思います。

私も来週に、またインターンに参加してきます。

 

夏の間に成長して冬季インターン、本選考では他の就活生と差をつけれるように頑張りましょう!